マイクロソフトのロゴ=5月、パリ近郊(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は25日、米マイクロソフト(MS)のオンライン会議用アプリ「チームズ」の提供を巡り、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)違反だとする暫定的な見解を公表した。同社に異議告知書を送り、改善を求めた。  MSには反論の機会が与えられる。違反が最終的に確認されれば、巨額の制裁金が科される可能性がある。  MSは、チームズと業務用ソフト「マイクロソフト365」を連携させて利用者の使い勝手を高めている。欧州委は、MSが他社の参入を阻み、市場の競争を妨げていると懸念する。


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