寄付金の目録贈呈式で記念撮影する足利銀行の清水頭取(左)と栃木県の福田知事(21日、宇都宮市)

足利銀行は1312万円を栃木県に寄付したと発表した。2023年に県が誕生150周年を迎えたのを記念し、23年10月〜24年3月に引き受けた私募債の発行手数料の一部を寄付した。植栽や獣害対策など森林整備のほか、地域を担う人材育成に活用してもらう。

県内外の77社から引き受けた「より良いとちぎづくり債」の発行額の0.2%相当を県の基金に寄付した。県公館での21日の贈呈式には清水和幸頭取と福田富一知事、起債した53社の代表者らが出席した。

式典で清水頭取は「今後も企業、県、当行が一丸となって持続可能な地域社会の実現をめざしたい」とあいさつ。福田知事は「多額の寄付に心から感謝申し上げる。大切に活用させていただく」と述べた。

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