EU欧州委員会の建物内にあるEU旗=17日、ブリュッセル(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は20日の大使級会合で、ロシア産液化天然ガス(LNG)などを標的にした対ロ追加制裁に合意した。EU関係者が明らかにした。ロシア産LNGを巡り域内港での第三国向けの積み替えを禁じることが含まれているとみられる。  近く加盟国で構成する理事会が正式に承認する見通し。欧州のメディアによるとEUの港湾は、北極圏が凍結する冬季にロシアからアジア市場にLNGを輸出するための重要なルートとなっている。今回の制裁には、EU加盟国によるロシア産LNGの輸入禁止は含まれていない。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。