百十四銀行は取引先の温暖化ガス排出量削減を支援するサービスを始めたと発表した。環境コンサルティングを手がけるウェイストボックス(名古屋市)や総合コンサルのイースリー(東京・新宿)と連携して、排出量の算定から削減案の作成まで一貫して支援する。

同行はこれまで脱炭素を目指す取引先向けに、ノウハウを持つ企業を紹介するなどのサービスを実施していた。政府が2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にする目標を掲げ、脱炭素の社会的要請が広がっていることから、より直接的に支援することとした。

サービス名称は「114脱炭素コンサルティングサービス」。自社の排出量である「スコープ1」と電力使用などに伴う「スコープ2」について、二酸化炭素(CO2)換算の排出量を算定し、それに応じた削減目標と削減案を作成する。設備更新に関する補助金情報の提供なども実施する。

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