柏崎刈羽原発7号機の建屋(米沢文撮影)

斎藤健経済産業相は16日の閣議後記者会見で、東京電力ホールディングス(HD)が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)に核燃料を入れる「燃料装荷」を開始したことについて「再稼働ではなく、設備や機器の健全性を確認するプロセスの一環だ」と重ねて強調した。

東電HDには「安全最優先で高い緊張感を持ち対応してほしい」と求めた。再稼働時期は未定だが、平成23年3月の福島第1原発事故後、初となる再稼働へ準備を進める。

ただ再稼働には地元同意が不可欠で、斎藤氏は「地元の理解を得ながら進めるのが政府の方針なので、説明を尽くし、地元の実情を踏まえて丁寧に進めていきたい」と語った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。