三井住友海上あいおい生命保険は6日、契約者の名前や契約内容が業務委託先の販売代理店を通じて他の損害保険会社に漏洩していたと発表した。自動車販売店など複数の拠点を抱える保険代理店がメールの宛先を間違え、損保担当者のメールアドレスを含めて送信していた。5年間で800件の情報が漏洩していたという。

東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の4社は5月23日に同様の事案が発生したと公表していた。グループの生命保険会社にも波及していたことになる。

あいおい生命は「同様の事態を生じさせないよう再発防止に努める」とコメントした。

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