中国のGDP成長率の推移
【北京共同】中国国家統計局が16日発表した2024年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比5・3%増となった。伸び率は政府の通年目標である「5・0%前後」を上回り、23年10~12月期の5・2%から加速した。長引く不動産市況の低迷が重しとなったものの、一連の景気刺激策が成長を下支えしたとみられる。 習近平指導部は経済対策として昨年秋に1兆元(約21兆円)の国債追加発行を決め、公共事業を拡大。中国人民銀行(中央銀行)も金融緩和を進めてきた。 ただ不動産業界の不況は長期化しており、景気の先行きは予断を許さない状況が続きそうだ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。