鈴木俊一財務相は16日の閣議後記者会見で、米首都ワシントンで現地時間17日に先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開かれることが決まったと明らかにした。20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議が17、18日に開かれる日程に合わせた開催となる。鈴木氏は、一連の会議で外国為替相場の円安ドル高について「日本の立場を伝える。議題にならなくても話題にはなると思う」と述べ、過度な円安の動きへの懸念を表明する考えを示した。  また鈴木氏は、円相場がニューヨーク外為市場で15日に一時1ドル=154円台半ばまで下落したことに言及し「必要に応じて万全の対応をしていく」と語った。


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