週明け８日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は反落し、前週末比１１・２４ドル安の３万８８９２・８０ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の利下げ開始が想定よりも遅れるとの観測が高まり、売り注文が優勢となった。
前週末に発表された３月の雇用統計で労働市場の堅調さが示されたことなどを背景に、早期利下げ観測が後退した。ただ、１０日の消費者物価指数（ＣＰＩ）発表を控えて様子見ムードも強く、小幅な値動きとなった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、５・４４ポイント高の１万６２５３・９６。
個別銘柄では、半導体のインテルや建設機械のキャタピラーの下落が目立った。スポーツ用品のナイキは買われた。（共同）
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
