厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・02ポイント下回る1・26倍で、2カ月ぶりに低下した。求人の減少率が求職の減少率を上回ったため。物価高の影響で製造業では原材料費などが上がり、求人を控える動きが見られるという。  総務省が同日発表した4月の完全失業率(同)は、前月と同じ2・6%だった。  都道府県別の有効求人倍率は、最も高い福井が1・78倍。最も低いのは神奈川の0・92倍だった。


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