30日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(374回債、表面利率0・8%)の利回りが上昇し、一時1・100%を付けた。日本相互証券によると2011年12月以来、約12年半ぶりの高水準。前日の終値利回りは1・075%だった。  前日の米長期金利が上昇したことを受け、日本国債も売られて利回りが上がった。日銀による国債買い入れの減額など、金融政策の修正が進むとの観測も引き続き上昇圧力となった。


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