大光銀行は新潟県内の中小企業や小規模事業者の事業承継を支援するサービスを始めた。同行が一元的な窓口となり、M&A(合併・買収)による事業承継を検討する顧客の相談に乗る。ワンストップで円滑に事業譲渡や譲り受けが実現するよう後押しする。

地元応援型M&A支援サービス「〝にいがた〟の結び目」を創設した。後継者難などで事業譲渡を検討する事業者や、譲り受けを通じた事業拡大を模索する企業をサポートする。

大光銀の担当者が顧客のニーズを把握し、必要に応じて連携先と一緒に事業承継の相談から成約まで支援する。新潟県信用保証協会や日本政策金融公庫、日本公認会計士協会新潟県会などと連携する。

同時に同様のサービスを持つ近隣県の地銀4行と事業承継支援を強化するための包括連携協定を結んだ。事業承継を新潟県を超えて広域で実施できる体制を整えた。締結先は栃木銀行、東和銀行、筑波銀行、大東銀行。

例えば新潟で事業譲渡を検討する事業者を、群馬県など別の地域にある事業者とつなぐケースなどを想定する。

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