トヨタ自動車の「プリウス」(国交省提供)

 トヨタ自動車は23日、リコールへの対応で停止している新型「プリウス」の国内向けの出荷を6月14日をめどに再開すると明らかにした。修理用の部品の準備が整ったためで、17日には生産も再開する見通し。人気車種の納車が約2カ月半にわたって滞る事態は解消する。  プリウスは走行中に後部座席のドアが開く恐れがあるとして、全量を手がける堤工場(愛知県豊田市)のラインを4月4日に停止。その後、国土交通省に約13万5千台のリコールを届け出た。  原因は後部座席のドアを開くスイッチで、洗車など大量に水がかかるケースでの防水性が不十分だった。水が内部に侵入して回路がショートする可能性がある。


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