トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会は14日、2024年春闘の製造系加盟126組合の回答状況を発表した。トヨタを除いた平均賃上げ率は5・08%で「23年度の物価上昇分を上回った」と説明。各社の好業績を背景に、高水準の回答額が相次いだ。  定期昇給とベースアップに相当する「賃金改善分」を合わせた平均賃上げ額は、前年の1万102円を上回る1万4074円と、00年以降で最高だった。  14日までに回答を報告した組合のうち、トヨタを含めた122組合が賃金改善分で有額回答を得た。  年間一時金(ボーナス)もトヨタを含み、平均で前年を0・21カ月上回る5・11カ月だった。


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