２０２５年大阪・関西万博の開幕まで１年となった１３日、万博モードにラッピングした新幹線の運行が始まった。ＪＲ東日本と東海、西日本、九州４社が協力し、東海道・山陽新幹線で２編成、山陽・九州新幹線、北陸新幹線でそれぞれ１編成ずつ、万博が閉幕する来年１０月まで運行する。
この日午後、新大阪駅（大阪市淀川区）に万博のロゴマークや公式キャラクター「ミャクミャク」をあしらった新幹線が登場し、利用客を乗せて出発した。ミャクミャクや電車が好きで同駅を訪れたという大阪市港区の島隆登（りゅうと）ちゃん（５）は「楽しかった。いつか乗ってみたい」と笑顔だった。
ＪＲ西交通まちづくり戦略部万博プロジェクト推進室の綿島崇倫（わたじまたかのり）課長は「大阪・関西から、全国に広がる新幹線でラッピングに合わせて機運を広げていきたい」と話した。
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