愛媛県松山市の「萬翠荘」で恒例のバラ展が９日から始まり、大正ロマンあふれる洋館と華やかさを競っています。

訪れた女性：
「素晴らしいですよ。昔の展示会と違ってすごく華やかになったなと思います」

純フランス風の華やかな洋館を彩る色鮮やかなバラ。旧松山藩主の子孫の伯爵が大正時代に建てた萬翠荘では今年もバラ展が開催。約３００品種３０００点が鮮やかに咲き誇っています。

農林水産大臣賞を受賞したのは松山市の夏井敬子さんが育てたバラ。タイトルは「熱情」で５輪の深い赤の花が凜と咲いています。

このほか白や黄、花の先だけがピンクに染まったものなど、今年は品種改良によって色合いが異なるバラが数多く展示され、訪れた人をひきつけています。

訪れた女性：
「すっごく心が癒されるなと思いまして。今年はこういう色初めて見ましたから欲しいなと思っています」

萬翠荘のバラ展は５月１２日まで開かれています。

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