香川県小豆島の春の風物詩、江戸時代から続く農村歌舞伎が5月3日、国の重要無形民俗文化財に指定されてから初めて奉納されました。

香川県土庄町の肥土山離宮八幡神社の境内にある舞台で奉納されたのは江戸時代の前期から毎年この時期に開催されている肥土山農村歌舞伎です。

3日は、小豆島に伝わる農村歌舞伎が2024年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されてから初めての舞台となりました。2024年は子供による演目が2つに増え、子供たちも大人顔負けの迫力ある演技で約700人の観客を魅了しました。

(観客は)
「千葉から来た、30年の念願がかなって見ることができてうれしい素晴らしい伝統だと思う」
「子供と一緒に地元に帰ってこういう舞台を見て、ここに生まれて良かったと思った」

舞が披露された「肥土山の舞台」も既に国の重要有形民俗文化財に指定されていて歌舞伎と舞台が「無形」と「有形」両方で指定されるのは全国で初めてです。

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