奈良市の西大寺では、特大の茶碗でお茶を回し飲む大茶盛式が、4年ぶりに行われました。

直径40センチの大きな茶碗で点てる抹茶。

「大茶盛式」は、鎌倉時代の僧侶・叡尊が神社に供えたお茶の残りを民衆に振る舞ったのが始まりとされています。

新型コロナの影響で、ことし1月まではひとり1椀で振る舞われていましたが、4年ぶりに回し飲みが復活しました。

【参加した人】
「介助していただいて、助け合いの精神ですね」
「できた。私すごい、嬉しかった」

特大茶碗との格闘で、和やかな茶席になりました。

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