新茶の茶摘みが本格化する八十八夜を迎え、お茶の産地として知られる福岡県八女市でお茶のさらなる発展を祈願する献茶祭が行われました。

献茶祭は、八女茶発祥の地とされる福岡県八女市黒木町の霊巌寺で、立春から数えて八十八夜となる5月2日に毎年行われています。

八女茶は、今から約600年前、栄林周瑞禅師が中国から持ち帰ったお茶の実を使って、霊巌寺の周辺で栽培や製茶の方法を伝えたのが始まりとされています。

5月2日は、八女茶の生産者など約130人が参加し、栄林周瑞禅師の功績をたたえるとともに、八女茶がより広く飲まれるようさらなる発展を祈願しました。

関係者によりますと、今年は気候に恵まれ霜の害がなかったため葉の形も良く、甘みのあるお茶ができたということです。

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