北海道十勝の上士幌町で開催されたドローンを使ったクリスマスショーが幻想的な光景を作り出し、訪れる人々を魅了している。

カラフルに変化するきれいな模様。この光の正体は…。

北海道最大級 500機のドローンが夜空に

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「夜空に浮かび上がっているのはたくさんのドローン。とてもきれいで迫力がある」(沼田海征記者)

十勝の上士幌町の道の駅で、12月21日から始まった「かみしほろクリスマスドローンショー2024」。3年前、冬の風物詩を作ろうと300機で初めて開催。

「また見たい」という町民の声に押され、今回は500機にパワーアップして実現した。この規模は北海道最大級だ。

「アニメーションのクオリティもブラッシュアップして開催にこぎつけた。今のドローンの技術を総動員した最先端のショーになっている自負はある」(企画したkarch 板橋正智部長)

幾何学模様やクリスマスツリーも

第1部は幾何学模様や球体などをドローンが描く。飛行ルートがプログラムされ、LED搭載のドローンが緻密な動きを実現する。

22日、午後6時の気温は氷点下4.4℃。厳しい条件下に耐えられる10分で構成する。

そして2部では。

サンタクロースやクリスマスツリー、上士幌町を代表する熱気球などが夜空に浮かび上がった。

「楽しかった。カラフル」

「球体がきれいだった」

「きれいに整列してすごい技術だと思った」(いずれも観客)

ショーとともに特別なディナーも堪能

特別なディナーも堪能(提供:karch)

ドローンショーに合わせて道の駅では、十勝の牛肉やとうもろこしなどの特産品を使ったコース料理を味わえるプランも登場。観客はショーとグルメを堪能していた。

「きのうも外で見たが、屋内で見ると一味違う。クリスマスのメニューが特別感があってすてきな時間だった」(観客)

終盤は花火との共演も。夜空にさらに彩りを添えるドローンショーは、クリスマスの12月25日まで。上士幌町の冬の新たなイベントとして話題になりそうだ。

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