クリスマスイブは大切な人と幸せな一時を。愛媛県松山市でも24日、洋菓子店はケーキを買い求める大勢の客でにぎわいました。ただ今年は原材料の高騰による変化もみられています。
松山市内の人気洋菓子店「ラ・ブランシュ」。21日頃からスタッフ総出でケーキ作りに大忙しです。
ラ・ブランシュ・矢野智規店長:
「本日のクリスマスイブが一番受け取りが多くてですね。きょうも1700個ほど受け取りの予定でございます」
この洋菓子店は混雑を防ぐため、通常より30分早めてオープン。利用客が次々とケーキを買い求めました。
クリスマスケーキといえばイチゴのケーキ。この店でも一番人気で予約の4割を占めたといいます。
女性客:
「(娘が)イチゴが絶対いいって言うので、イチゴにしました」
しかしイチゴは今年、夏の猛暑の影響で量が少なく仕入れ価格が高騰しているといいます。
矢野智規店長:
「イチゴが高騰してまして仕入れ価格が1.5~2倍ほどになっておりますけども、やはりクリスマスといえばイチゴショートですので、たくさんご用意させて頂いております」
仕入れ価格の値上げの波はチョコレートやフルーツにも。この店はクリスマスケーキ全体の価格を、去年より1割ほど値上げしました。
ケーキ全体の予約は、今年のクリスマスが平日であることや値上げの影響もあり、去年より1割ほど減ったということです。
この店では25日までの3日間で、約3000個のケーキを販売を見込んでいます。
調査会社のインテージによりますと、今年のクリスマスの平均予算は1万6329円。前の年よりも約3割下がっています。この一方、費用を抑えるため自宅でケーキを作る予定の人は去年の1.5倍に増えています。
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