クリスマスイブの24日、クリスマスムードを楽しんでもらおうとJR山形駅では、山形学院高校のハンドベル部によるコンサートが開かれた。

JR山形駅に響く美しいハンドベルの音色。このコンサートは山形学院高校のハンドベル部が、クリスマスを楽しんでもらおうと毎年企画しているもので、今年で11回目。24日は、9人の部員が大小さまざまなハンドベルを持ち替えながら演奏。「赤鼻のトナカイ」や「きよしこの夜」など、クリスマスにちなんだ8曲を披露した。演奏が始まると、駅を利用する人などが足を止め、ハンドベルの澄んだ音色に聞き入っていた。

(子ども)
「かっこよくて素敵ですごかった」
(子ども)
「きれいだった。きよしこの夜のところが良かった」

この日は、3年生にとって最後のコンサート。部員たちはコンサートに向け、重なった音がよりきれいなメロディーとして聞こえるよう、一音一音、繋がりを大切にしながら練習を重ねてきた。

(山形学院高校ハンドベル部3年・今野釉愛さん)
「また来たいなと思ってくれるくらいそういう気持ちで聞いてくれたら嬉しい。人との関わりや将来につなげられるようなことをこの部活で結構教えてもらえたなと」
(山形学院高校ハンドベル部2年・斎藤愛月さん)
「友達も見に来てくれてすごく嬉しかった。少しでも笑顔になれるような演奏ができたらなという気持ちで臨んだ」

ハンドベルが奏でる素敵な音色のプレゼント。街のクリスマスムードを高めていた。

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