「温泉文化」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録しようと、44道府県でつくる「知事の会」が18日、3月以来となる会合をオンラインで開いた。温泉文化に関する調査報告書を来年3月までにとりまとめ、石破茂首相に2028年の登録を目指す運動の推進を要望する方針を確認した。
参加した群馬県の山本一太知事は会合後に「人脈をフル稼働して政府に要望を伝えたい。登録できれば全国の人に誇りと希望を与えられる」と語った。
無形文化遺産を巡っては、今月に「伝統的酒造り」が登録されたばかり。会長を務める鳥取県の平井伸治知事は「温泉文化も酒造りに匹敵するものだと確信している」と述べた。(共同通信)
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