江戸時代から伝わる鳥栖市宿町の伝統芸能「宿の鉦浮立」が奉納され勇壮な舞が披露されました。

「宿の鉦浮立」は鳥栖市宿町の船底神社で五穀豊穣や無病息災などを願い、毎年4月29日に奉納されている伝統芸能で市の重要無形民俗文化財にも指定されています。
29日は雨の影響でまちを練り歩く道囃子が中止になりましたが、神社に隣接する宿町公民館や境内では地元の男たちが歌や太鼓の音に合わせ、重さおよそ15キロの鉦(かね)を打ち鳴らし勇壮な舞を奉納しました。

【見物客】「初めて見たが迫力があって楽しかった」
【参加者】「今年初めてのメンバーも増えて一生懸命練習してくれたので。このまつりができてありがたい」
【初めての参加者】「振りから何から全部難しかった」

「宿の鉦浮立」は江戸時代から伝わり戦後一時途絶えたものの、1990年に地域住民によって復活し現在まで受け継がれているということです。

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