ことしも残すところ半月ほどとなりました。徳島県鳴門市ではお正月の縁起物「しめ縄」の出荷がピークを迎えています。
鳴門市では、稲穂が実る前の夏に刈り取った青い稲を、職人が手足を使って手際よく編み込んでいきます。これは、先端が反り返ってエビのように見えることから「えびじめ」と呼ばれていて、徳島県内では一般的なしめ縄です。編んだわらに縁起物の「橙」や「ウラジロ」の葉をつけ、「しめ縄飾り」の完成です。地域によってデザインが異なっていて、注文にあわせて50種類以上作られています。しめ縄は、関西や西日本の各地に出荷されます。
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