「赤穂義士祭」で四十七士に扮した市民らと練り歩く大石内蔵助役を務めた俳優の内藤剛志さん(中央)=14日午後、兵庫県赤穂市

 赤穂浪士が藩主浅野内匠頭の敵討ちのため吉良上野介邸に討ち入った日に当たる14日、兵庫県赤穂市で恒例の「赤穂義士祭」が開かれた。義士行列では大石内蔵助役を務めた俳優の内藤剛志さん(69)が四十七士に扮した市民らを率いて練り歩き、沿道の観客を沸かせた。

 一行は黒い羽織の討ち入り装束に身を包み、内藤さんが打つ陣太鼓の音に合わせて約600メートルのコースを一歩ずつゆっくりと進んだ。

 「忠臣蔵」を描いたテレビドラマの出演経験がある内藤さんは「赤穂義士には仲間や家族を思い、誰かのために働く美しい話が詰まっている。忠臣蔵に興味を持ち、本や映画をひもとくきっかけになれば」と語った。(共同通信)

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