囲碁の仲邑菫三段(15)は9日、韓国・ソウルで打たれた第8回女流棋聖戦決勝3番勝負の第2局で崔精九段(28)に敗れ、対戦成績1勝1敗で決着は最終第3局に持ち越された。

 日本棋院によると対局は持ち時間各1時間で行われ、白番の崔九段が勝利。終盤、優勢とみられた仲邑三段にミスが出て逆転負けを喫した。

 第3局は10日に同所で行われる。仲邑三段は勝てば、韓国移籍後、初の主要女性タイトル獲得となる。

 崔九段は数々の女性国際棋戦を優勝してきた女性第一人者。3日に打たれた第1局では仲邑三段に先勝を許したが、第2局で反撃し、決着を最終局に持ち込んだ。(共同通信)

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