様々な分野で功績を残した人に贈られる「春の叙勲」の受章者が発表されました。

 旭日双光章を受章した名古屋市熱田区の林幸春さん(72)は、明治時代から続く帽子の製造卸売り会社「林八百吉」の会長で、50年ほどにわたって帽子づくりに携わっています。

 交通安全のために小学生が被る黄色い帽子を約60年手掛けているほか、大学と連携して学生が帽子の製作を体験できる機会を設けるなど、業界の人材育成にも取り組んできました。

林幸春さん:
「(帽子を)身近だと感じて、勇気を持ってまずかぶってください。かぶり慣れると似合ってきますので。ますますの帽子業界の発展に尽力したい」

 春の叙勲の東海3県の受章者は、愛知県が153人、岐阜県が55人、三重県が54人の計262人です。

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