愛媛県東温市の米どころ・河之内地区で稲わらで作った「しめ縄の龍」が8日にお披露目され、地元の神社に奉納されました。
ギョロッとした目に大きな口からはえた牙。「しめ縄の龍」の長さは約20メートルもあります。東温市の河之内地区の老人会が中心になり、地元の稲わらを使って1カ月半程かけて作り上げました。
8日は完成を祝って小学生や大人たちが「しめ縄の龍」を竹で編んだ台に載せ、東谷小学校から約1キロ離れた惣河内神社まで練り歩いて地域に披露しました。
地元の小学生:
「重いです。ちゃんと持てているのかが分かりません」
地元の女性:
「すごい迫力ありますね」
このしめ縄に込められた願いは地域の稲作が受け継がれること。河之内地区ではこの神社が「龍神さま」もまつっていることから、龍にちなんだ町おこしを進めていて、老人会は「『しめ縄の龍』を100年続けていきたい」と話しています。
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