松江を拠点に活動する書家・路上詩人こーたさんの個展が松江歴史館で開かれています。

松江歴史館で開かれている書家・路上詩人こーたさんの個展「彩」。
こーたさんは市内を中心に、相手の顔と名前から得られるインスピレーションで詩を書く活動を長年続けていて、松江観光大使も務めています。

会場には2024年に描いた作品のほか、個展のために描いた新作など21点が展示されています。

「無限の力」は2024年、夏の甲子園で「大社旋風」を巻き起こした大社高校野球部の活躍を見て、人と人との繋がりの大切さを書で表現しました。

個展のタイトルにもなっている「彩」という作品は、文字を白く書いたあと、紙の裏面から色を付け、文字を浮かび上がらせる新たな表現に挑戦しました。

路上詩人・こーたさん:
「僕と同じように、自分の進み具合や形が見えてこないなっていう方もいらっしゃると思うので、作品を通じて、自分自身もやってきたことがちゃんとあるなとか、それが芽を出し始めているなっていうところを感じて少しでも力になれば」

路上詩人・こーたさんの個展「彩」は、島根県松江市の松江歴史館で12月15日まで開かれていています。

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