大竹市の美術館から中継で伝えてもらいます。

【辰已アナ】
大竹市の下瀬美術館から中継でお伝えします。

もうすっかりあたりが暗くなったので、後ろに見えていますイルミネーションも綺麗に見えるようになってきました。非常に幻想的な空間が広がっているんですが、メインのイルミネーションはこちらではありません。少し歩いて行きましょう。見えましたか?あちらのクリスマスツリー、真っ白な単色のクリスマスツリー、これだけあたりが暗いとくっきりと浮かび上がって綺麗ですね。

さて、こちらの下瀬美術館ですが、広島市西区にある丸井産業の創業家が集めた美術品を展示する”民間型”の美術館として去年春にオープンしました。
大きな特徴は瀬戸内の景色とアートが融合した空間で幻想的な光を放っているこのキューブ状のボックスは世界でも類のない水に浮かべて移動する展示室です。

こうした設計は今年の「世界文化賞」を受賞した「坂茂」さんが手がけました。
また、ユネスコの「世界で最も美しい美術館」にも日本で唯一選ばれているほか美術館のライティングも国際的な照明デザイン賞を受賞していて世界的にも評価されています。

そんな美術館でこの冬行われるイルミネーションがどのようなものか
支配人の前砂さんにお話を伺います。
よろしくお願いします。

【SIMOSE・前砂志郎支配人】
Q:こうしたイルミネーションは何度目ですか?
「昨年開催致しまして今年で2回目ですが、この大水盤の上に浮かべたホワイトツリーは初めての試みです。コンセプトは「穏やかな日々へ誘うきらめき」シャンパンゴールド、ブルー、そしてホワイトと三色の調和で皆様に穏やかな日々を過ごしていただきたいという思いでございます」

Q:このイルミネーションを通じてどのように楽しんでほしいですか?
「併設のレストランで12月17日から25日までクリスマスランチとディナーをご用意致します。目の前にあります展示室の淡いライティングとホワイトツリーを眺めながら楽しいお時間を過ごしていただければと思っております」

ありがとうございます。
イルミネーションは、来年2月15日までの毎週土曜日や12月24日、25日に日没後から午後7時まで行われます。

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