全国から集まった1万人の合唱団が、ベートーベンの交響曲第9番第4楽章の「歓喜の歌」を歌い上げる年末恒例のイベント「サントリー1万人の第九」が1日、大阪市中央区の大阪城ホールで開かれた。1983年に始まり今年で42回目。

 第1部で気鋭のピアニスト亀井聖矢さんが演奏を披露し、歌手の絢香さんがヒット曲「にじいろ」などを歌唱。第2部では、俳優の田中圭さんが「歓喜の歌」の詞の基になったシラーの詩を朗読し、6歳から98歳までの1万人が佐渡裕さんの指揮で「歓喜の歌」を合唱。司会は俳優の松岡茉優さんが務めた。(共同通信)

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