ユネスコの無形文化遺産に登録されている八代妙見祭の神幸行列が23日、行われました。

祭りの呼び物の笠鉾や『ガメ』の愛称で知られる亀蛇を一目見ようと多くの人でにぎわいました。

江戸時代から約390年続く八代妙見祭。

この日は祭りで一番の盛り上がりを見せる神幸行列の『お上り』が行われました。

午前7時半に獅子を先頭に塩屋八幡宮を出発。

40の出し物に約1700人が参加し、時代絵巻を再現します。

そして正午すぎ、行列は祭りのメイン会場、砥崎河原に到着。

獅子舞の演舞を皮切りに山車の上に各町内のシンボルを載せた豪華けんらんな笠鉾)や飾り馬などが次々と登場しました。

『ガメ』の愛称で知られる亀蛇が姿を現すと、会場の盛り上がりも最高潮に。

「よいしょ」、「よいしょ」の掛け声を受け、ガメがクルクルと回転したり、観客席を駆け上がったりすると、県内外から詰めかけた見物客からは大きな歓声が上がりました。

【見物客】
「すごかった。迫力満載だった」

【見物客】
「全部、人の手でやっているのがすごいと思った。何十回もグルグル回っているのがすごいと思った」

【見物客】
「いつも感激している。とってもいい。すばらしい」

【見物客】
(何がすごかった?)「ガメさん」

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