こちらの男性。
パリ・オートクチュール・コレクションの公式デザイナーとして国の内外で活躍する中里唯馬(なかざとゆいま)さんです。
この中里さんに1年間密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」があすシネモンドで公開されます。
中里さんを通して伝えたい思いを監督に聞きました。
世界中で作られた洋服の75パーセントが廃棄されているという現実です。
「衣服の最終到達点が見たい」そんな中里さんに1年間密着したのは国の内外で高い評価を得る映画監督、関根光才(せきねこうさい)監督です。
関根光才監督:
「服も僕もあなたもって感じで身に着けているものなんですけども、一体それがどこからやってきてどこへ行くのか。なかなか注目しづらいというか見えてきづらいんですよね。最終的にこの衣服がどういう風になっていってどういう風に再生できるのかっていうのもデザインに盛り込んでいかないと、どんどん私たちが着ている服がゴミになってしまう」
現代ファッションの発信地、『パリコレ』で格闘する中里さんが導き出した新たな答えとは。
関根光才監督:
「中里唯馬さんという1人の男性のクリエーションにまつわる物語だと思っています。彼の情熱ですとかクリエーションに人生かけている彼の視点を体感していただくことによって服の問題が意外と身近なものだと感じていただけるんじゃないかなと思います」
「燃えるドレスを紡いで」はシネモンドで27日から上映され、27日は関根監督の舞台挨拶が予定されています。
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