近代日本画の巨匠「横山大観」の作品を集めた企画展が、26日から県立美術館で開かれています。
        
岡倉天心の一番弟子だった横山大観は、画材として越前和紙を愛用するなど、福井とゆかりの深い画家です。企画展では、大観の初期から晩年までの作品や資料など約70点が並んでいて、貸し出されることが稀な貴重な作品も展示されています。
   
国の重要文化財に指定されている「瀟湘八景」は、中国の8つの名所を描く山水画の伝統的な画題ですが、その地に住む人に視点を当てている点に大観らしい斬新さが表れています。
   
企画展は6月2日まで開かれています。
       

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