オープニングセレモニーに登壇し「ここに女優として立たせていただいていることをありがたく思う」と語る広末涼子さん=北九州市小倉北区で2024年11月1日午後6時28分、成松秋穂撮影

 「北九州国際映画祭2024」(実行委主催)が1日開幕し、小倉北区の北九州芸術劇場でオープニングセレモニーと作品の上映があった。セレモニーには俳優の広末涼子さんや田中泯さん、光石研さん、吉本実憂さん、映画監督の犬童一心さんら15人のゲストが登壇し、華やかに彩った。

 集まった観客を前に、広末さんは「映画好きの方たちとここに、女優として立たせていただいていることをありがたく思う。一緒に楽しみましょう」と語った。光石さんは「北九州は映画の街。映画で北九州を盛り上げたい。3日間滞在し、魚町とかその辺をぷらぷらしているので、見かけたら声をかけて」、映画祭プログラマーを務める北九州市出身の映画監督・松居大悟さんは「映画を見て『ものづくりに関わるのって面白い』と思ってもらえるきっかけになったら。たくさんの人に見てほしい」と呼び掛けた。

 映画祭は3日までの3日間、同劇場と小倉北区内の映画館3館、船場広場(同区船場町)の計5会場で11カ国・地域の23作品を上映する。荒天のため、船場広場で1日に一般公開される予定だった「ウエルカムセレモニーブルーカーペット」は中止された。同所の「まちなか映画館」も2日は中止で、3日は予定を一部変更する。【成松秋穂】

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