2025年の夏が待ち遠しくなる!よさこい祭りの熱気をもう一度味わえる写真展が高知市で開かれている。

よさこい祭りを写真で振り返る

高知市の高知よさこい情報交流館で開かれている「よさこい写真コンクール受賞作品展」。

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10回目となる2024年は全国から473点の応募があり受賞作品50点が展示されている。

2024年よさこい大賞3連覇を果たした「とらっくよさこい(ちふれ)」。亀谷統括から「よさこい大賞!」と告げられた踊り子の目に涙があふれている瞬間が写真におさめられていた。

ほかにも、集中しているような表情に演舞の躍動感!そして踊り子の笑顔まで。よさこい祭りのグッとくる瞬間を写真で振り返ることができる。

「どの作品が特選を取ってもおかしくない」

特選に輝いた作品は、千葉県の安達丈晴さんが「DDよさこいチーム」を撮影した1枚だ。

写真の手前をぼかすことでチームの代名詞であるド派手な衣装をまとった踊り子を鮮明に写し出している。

高知よさこい情報交流館・徳橋裕生館長は特選に輝いた作品について「一瞬の動きをスパっと捉えている。『これが祭りだ』と、よさこい祭りが凝縮された作品になっているなと思います」と話す。

はりまや橋競演場で演舞を披露した「濱長 花神楽」の写真には、地方車のライトが踊り子を幻想的に包み込んでいる瞬間がおさめられていた。

障害者と健常者が一緒に踊るバリアフリーチーム「てんてこ舞」。結成から26年、2024年が「最後の夏」となったが、よさこいへの熱い思いは写真で残り続ける。

徳橋館長は「今年はですねどの作品が特選を取ってもおかしくないほど審査が拮抗しておりました。(写真展に)2回3回来てよさこい祭り行きたいなと思ってもらえたら」と話す。

「よさこい写真コンクール受賞作品展」は12月10日まで開かれている。※入場無料・水曜休館

11月2日と12月7日にははりまや橋商店街で「よさこいリターンズ」が行われる予定だ。受賞チームを中心に5~6チームが演舞する。写真展と合わせてこの秋も”よさこい”を楽しんでみては?

(高知さんさんテレビ)

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