20世紀を代表するスペインの芸術家、ダリの作品展が佐世保で開幕しました。

開幕したのは「生誕120周年記念 ダリ展~版画と立体でたどるシュルレアリスム~」です。

口ひげがトレードマークのサルバドール・ダリは20世紀のスペインが生んだ偉大にして最も物議を醸した芸術家だと言われています。

特徴はシュルレアリスムと呼ばれる前衛的な作風で、今回展示されているのは版画と彫刻、写真の234点です。

それまでの常識にとらわれない技法をふんだんに用い、死生観や心の内面性をテーマにした作品や、日本の民話を描いたものまで見ることができます。

ダリ展は12月26日まで佐世保市博物館島瀬美術センターで開かれています。

その才能は幅広く、絵画やオブジェの制作、宝石のデザインに映画、文筆活動まで多くの作品を残しました。

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