京都府宇治市にある禅宗の寺院が国宝に指定されることになりました。
新たに国宝に指定されるのは京都府宇治市にある「萬福寺」の大雄宝殿・法堂・天王殿など3つの建物です。
「萬福寺」は中国の僧侶・隠元禅師が江戸時代に建てた寺院で、禅宗の一つ「黄檗宗」の大本山です。
建物はいずれも日本の伝統的な建築様式に中国の技法を取り入れていて、外国文化を受け容れたことを示し、その後の建築にも影響を与えました。
【萬福寺・執事 吉野心源さん】
「日本は大陸からの文化を受け入れて、良い文化を築いてきた歴史があります。未来のためにも萬福寺が果たしていく役割は大きいと思います」
国宝に指定される大雄宝殿・天王殿は一般に公開されています。
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