@itsjojosiwa/Instagram
<挑発的なコンテンツで人気を博す一方で批判を受けることも多いジョジョ・シワが、ポッドキャスト番組でアンチコメントへの率直な意見を語った>
SNSで若者のカリスマとなったダンサー・歌手のジョジョ・シワが、ネット上にアップしたダンス動画につけられた「ひどい」コメントに反論した。激しく踊るシワの動画にはファンたちから熱狂的な応援コメントが寄せられた一方で、「クモみたい」「床が気の毒」といったアンチコメントや、彼女の精神状態を揶揄するかのようなコメントも付いた。
■【動画】「クモみたい」「精神が...」 ジョジョ・シワのダンス映像がバズるも、「ひどいコメント」に本人が大反論
シワは、リアリティ番組『ダンス・マムズ(Dance Moms)』出身のスターで、その後、音楽界に進出した。その挑発的なコンテンツ(ミュージックビデオやパフォーマンス、衣装など)に対しては、ネット上で批判も多い。
ポッドキャスト『トーク・トゥア・ウィズ・ヘイリー・ウェルチ(Talk Tuah with Haliey Welch)』に登場した際、シワはネット上で受けとったヘイトに類するコメントを明かし、うれしくないと打ち明けた。
シワが具体的に触れたのは、ティックトック(TikTok)に投稿された2本の動画だ。2つの異なるアングルから撮影された動画には、シンガーのテイト・マクレーの楽曲「イッツ・オーケー、アイム・オーケー(It's ok, I'm ok)」で踊るシワが映っている。
ニューズウィークは10月9日、シワの広報担当者にメールを送り、詳しいコメントを求めた。
ひどいアンチコメントが付いて非公開にした動画
シワは、ウェルチ(ポッドキャストのホスト)に対して、こう話している。「2日前にこのダンス動画をアップした。評判になって、みんな気に入ってくれた。それは最高だったし、みんなすごく応援してくれた。最近のキャリアのなかでもめったにないことで、『ワオ』という感じだった」
「別のアングルのやつ──別のアングルで撮った同じ動画──をアップしたら、ひどいコメントがついた。たとえば、『くだらなすぎるから、拡散したくない』みたいな。だから、その動画を非公開にした」
シワはその後、最初の動画についた好意的なコメントをいくつか読んだ。たとえば、次のようなコメントだ。「以前のドン引きなところは単なるマーケティング戦術だったことに、みんな気づいてないと思う。彼女はまるで炎だ」「こういうジョジョを求めていた」「こういうジョジョが見たかった」「ジョジョは瞬間をエイトしている、ごめん、でもこれはエイトだ、みんな正直になろう」
「エイト(ate)」というのは、何かに関してすばらしい仕事をした人を称賛するときに使うスラングだ。
シワはこう続けた。「まったく同じ、アングルの違う動画をアップして、上位3つのコメントが......私には、誰かが攻撃しようとしているのか、笑わせようとしているのかはわからない。でも、まちがいなく攻撃的で、まったく笑えない。『わたしも自閉症だから、同じ症状をもつ人に対して意識を高めようとしている人を見るのはうれしい。ハグを送る』とかね。しかも、楽しい感じじゃなくて、なんていうか、いやな感じのトーンで。わたしが言っていること、伝わる?」
「それか、誰かが同じような感じで、『うん、あなたがディスレクシア(読書障害)を周知させているのはクールだと思うよ』と言っているみたいな。クソったれ、ああそうだよ、わたしはディスレクシアだよ。言ってること、わかる?」
そのほかにも、シワはたとえばこんな悪意あるコメントを読みあげた。「午前3時にうちの床にいるクモ」「見たくもないものを見せられた」「わたしも叫んでしまいそう、気に入ったからじゃなくて」「床が気の毒」
悪意あるコメントがついた動画は、好意的なコメントがついた動画と同じもので、アングルが違うだけだ、とシワは繰り返した。さらに、こう続けた。「意味がわからない。意味がわからなかった」
ネットのヘイトにさらされてきたジョジョ・シワとウェルチ
また、4月1日の「アイハートラジオ・ミュージック・アワード(iHeartRadio Music Awards)」で披露した新イメージに対するヘイトコメントについても、シワは洗いざらい打ち明けた。
シワは「E!ニュース(E! News)」に対して、「人は、自分の知らないことを恐れる」と語った。「物事のなかには、人々を怖がらせるものもある。新しいものは、とても、とても怖い」
シワとウェルチには共通点がある。ふたりとも、ネット上のヘイトに対処してきたことだ。
ウェルチは、2人組ユーチューバーが街頭インタビューをする「ティム&ディーTV(Tim & Dee TV)」で、性生活について街角で質問されたあと、オンライン上で有名になった。このときの動画はユーチューブにアップされ、「男をベッドでおかしくさせる」親密な行為を描写する際にウェルチが使った「ホーク・トゥア(hawk tuah)」という擬音語がバズった。
ウェルチをオンライン上のスターにしたミームを受け入れる人たちがいる一方で、彼女をインターネット上の有名人にしたほとんどの言動について、彼女を批判する人たちもいる。
(翻訳:ガリレオ)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。