坂井市春江町の公園では鮮やかな花が秋風に揺られ、訪れる人を楽しませています。
 
10日の県内は、暖かく心地よい風が吹き、さわやかな秋晴れとなりました。

青空のもと坂井市春江の「ゆりの里公園」では可憐で色鮮やかな花が見ごろを迎えています。
 
真っ白な色が秋空に映える「センニチコウ」です。2センチから3センチほどの大きさの球状の部分は、実は花びらではなく苞(ほう)と呼ばれる葉が変化したもので、まるで丸い花のように見えるのが特徴です。
 
スラリと縦に花を咲かせる涼しげな色の「ブルーサルビア」も見頃です。

訪れた人たちは、花の香りをかいだり写真に収めたりして楽しんでいました。
 
ゆりの里公園の担当者によりますと、夏の猛暑の影響で水の温度管理が難しく、7月から8月にかけては、水温が上がらないうちに朝4時頃から水やりを行うなど苦労をしたといいます。
 
その甲斐もあって色付きもよく、開花の状態も非常に良いとのことです。
 
センニチコウやブルーサルビアの見頃は10月いっぱいで、そのあとはコキアが一気に赤に色付くということです。

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