長崎市の諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は9日に幕を閉じました。

各踊町はくんちを無事に終えたことを町に感謝する「仕舞踊」を行いました。

9日午後8時すぎ、「龍船」を奉納した西浜町は稽古を続けてきた長崎市の新地橋で、最後の船回しです。(※「浜」は「まゆはま」)

根曳 森紀章さん
「めぐり合わせて集まったメンバー。最高の皆さんに支えられていい町でした」

白采 川副竜太郎さん
「これからも龍船を支持してもらって未来永劫続くよう願っています」

名実ともに船を先導してきた白采・川副竜太郎さんを胴上げです。

銀屋町の鯱太鼓は、見物人の「もってこい」の掛け声に応えて午後9時ごろまで続きました。

担手 岩永昭男さん
「仕舞踊で今までのきついことが一気に吹き飛んだ。銀屋町の皆さんが鯱太鼓が好きなんだと改めて感じた。ありがとうございました」

3日にわたる演し物の披露を終え、関係者は達成感から涙や笑顔をみせていました。

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