ウソの不動産登記などをめぐり愛知県警に逮捕されたタレント・羽賀研二容疑者が、所有権を偽装する目的で自身が代表の会社を設立していたとみられることがわかりました。

 タレントの羽賀研二こと當眞美喜男容疑者(63)らは去年6月、沖縄県内のビルと土地の差し押さえを免れるため、自身が代表を務める会社に所有権が移ったと装うウソの登記をした疑いなどで、26日朝、送検されました。

 この会社は登記の直前の去年5月に設立されていて、羽賀容疑者が所有権を偽る目的でつくったとみられることが、捜査関係者などへの取材で新たにわかりました。

 羽賀容疑者は未公開株の売買を巡る詐欺事件で、およそ4億円の被害弁済を命じられるなか、不動産収入を得る目的でビルを取得したとみられています。

 警察は、共犯として逮捕された六代目山口組弘道会の幹部・松山猛容疑者(69)らが、購入資金の提供に加えウソの登記を手伝っていたとみて調べています。

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