1970年代に「銀河鉄道999」や「モンキー・マジック」などのヒット曲で一世を風靡したロックバンド「ゴダイゴ」のリーダー・ミッキー吉野さんが24日、鳥取県琴浦町の中学校を訪問。音楽を通して生徒と交流し、挑戦することの大切さを伝えました。

同名のアニメ映画の主題歌として大ヒットした「銀河鉄道999」。歌っているのは1970年代に一世を風靡したロックバンド「ゴダイゴ」のリーダーで、キーボード担当のミッキー吉野さんです。24日に琴浦町の東伯中学校を訪れ、約250人の全校生徒を前に弾き語りを披露しました。

「平成の大合併」で2004年に琴浦町が誕生して20年になるのを記念して、子どもたちにプロのアーティストに触れる機会をと招かれました。ミッキーさんと琴浦町の縁をつないだのは、バンド名「ゴダイゴ」の由来にもなった「後醍醐(ごだいご)天皇」。隠岐に流された後醍醐天皇が、再興を誓って脱出し、兵を挙げたのが琴浦町の船上山だったことにちなんで、ミッキーさんは2017年から琴浦町の観光大使を務めています。
演奏を披露したあとミッキーさんは、生徒たちに自身の音楽人生を振り返りながら語りかけました。

ミッキー吉野さん:
「ひらめいたこと、ひらめきは答えなんですよね実は。それを自分で信じて進んでいけば、絶対楽しい人生が送れると思う。

考えたことに、失敗を恐れず挑戦してほしいと呼びかけました。
そして「キーボードって難しいですか」と質問した生徒に対して、ミッキー吉野さんは生徒と一緒に演奏。「ひらめいたらやってみる」即興のセッションが答えです。

ミッキー吉野さん:
弾いて歌ったら急にみんなニコッとするんだよね。それが1番嬉しいことだと思います。14歳は非常に大事な歳。乗り越えられない試練はないということを伝えたかった。

生徒
(生演奏が)もうすごくて、すごく感動しました。コンサートを聴きに行きたいです。

生徒:
迫力があって初めて聞いたが、圧巻されたというか、とても素晴らしいと思いました。

伝説のアーティストが届けた音楽と言葉は、世代を超えて生徒たちの心に残ったようです。

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