福井市の一乗谷朝倉氏遺跡博物館で、越前朝倉氏の文化の繁栄が分かる貴重な資料が特別公開されています。
      
特別公開されているのは、博物館がここ数年で新たに収集した和歌集や木簡など4点で、期間限定で公開されています。
    
永禄5年の秋に京都から公家や僧侶を招いて開かれた歌遊び「曲水の宴」の様子をまとめた歌集からは、五代当主朝倉義景ら30人が出席し、秋の草花を歌に詠み込み知識を競い合いながら楽しんだことが見て取れます。
   
また、金色や銀色で鮮やかに下絵が施されていて、歌だけでなく美術品としても楽しんでほしいという思いが感じられます。
 
10月27日まで公開されています。 

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