文献でしか伝えられていなかった、豊臣秀吉の”幻の城”の遺構が、初めて見つかりました。

京都市によると、ことし7月からの調査で見つかったのは、豊臣秀吉が1583年に造ったとされる「妙顕寺城」の池の跡です。

妙顕寺城は、秀吉が天下を取るまでの重要な政治拠点として築いたとされていますが、これまで文献でしかその存在は伝えられておらず、城の遺構が見つかったのは初めてです。

遺構が見つかったのは、中京区にある京都中京労働局の建設予定地で、文献などから妙顕寺城の跡地と推定されていたため、調査したところ、発見に至ったということです。

文化財保護課は「さらに掘り進めることによって、平安時代や以前の遺構も出現の期待が持てる」としています。

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