「沖縄伝統音楽野村流」の県指定無形文化財指定50周年を記念する公演「野村流の響き」公演が16日午後2時から、浦添市の国立劇場おきなわである。保持者らが独唱や斉唱、地謡などで伝承されてきた技芸を披露する。

 主催する沖縄伝統音楽野村流保存会の玉城利和会長は「伝統を継承し、若い人を育てるために活動を続けている。会を立ち上げた先達の思いを引き継いでいきたい」と語り、来場を呼びかけた。

 野村流は、19世紀半ばに活躍した野村安趙(あんちょう)を祖とする流派で、1972年に県指定無形文化財となった。

 入場料3千円。問い合わせは金城徹男事務局長、電話090(5284)0131。

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