「愛」を揮毫(きごう)した黒岩祐治知事(左から3人目)と、書道家の日守菜穂子さん(同2人目)=横浜市中区の県庁で2024年9月2日、遠藤和行撮影

 横浜市西区のそごう横浜店で3月に開催された毎日書道展「今をえがく書かながわ」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の日守(にっか)菜穂子実行委員長らが2日、神奈川県庁を訪ね、黒岩祐治知事が特別ゲストとして揮毫(きごう)した作品を本人に贈呈した。

 贈呈には「今をえがく書かながわ」顧問の船本芳雲・毎日書道会常任顧問や横浜市の書道用品店「ゴールデン文具」の平出晴久社長も同席した。

 揮毫(きごう)した字は「愛」。黒岩知事は額装された作品を前に「1月に能登半島地震があり、みんなで愛を持って支え合うことが大事という思いから浮かんだ言葉だった。力強い愛を書きたいと臨んだ」と振り返った。

 日守さんは「黒岩知事は書に理解があり、自身も好きで楽しみにしているという。書をする者にとって心強い」と話していた。【遠藤和行】

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