8月29日は去年12月に亡くなった八代市出身の歌手・八代 亜紀さんの誕生日でした。これに合わせ、八代市のラジオ局・エフエムやつしろは特別企画を放送して八代さんに思いを寄せました。

【エフエムやつしろ 前田 美紀さん】
「亜紀さんを感じる日です。お亡くなりになったあと、亜紀さんをこれから先も忘れずに感じようと」

八代市のコミュニティFM放送局・エフエムやつしろが企画した『八代亜紀さんを感じる日』。

八代亜紀さんの誕生日である8月29日に予定していましたが、台風10号の影響で、1日前倒して行なわれました。

ブースには八代さんの写真パネルが飾られ、放送する全ての番組で八代さんの曲を選曲するなど、1日をかけて八代さんに思いを寄せました。

午後1時からは八代さんが生前、レギュラー出演し、今年1月に終了した『今日も八代亜紀晴れ』がこの日だけ復活。

番組のパーソナリティを務めていた前田 美紀さんが八代さんとのエピソードを披露し、2005年の八代さんの誕生日に収録した回を改めて放送しました。

また、8月に行われた八代さんの追悼のど自慢大会に出場した熊本市の小学2年生、大多良 笑煕 君がゲスト出演し、名曲『愛を信じたい』を熱唱。大好きな八代さんへの思いを届けました。

『愛を信じたい』
人生は捨てたものじゃない
今さら教えられた
陽は沈んでも陽はまた昇る
愛を信じたい

【大多良 笑煕 君】
「八代さんに会いたい、生き返ってほしいと思いながら(歌いました)。(八代さんが)天国に行っても、またここに来てくれるように頑張って歌うね」

【エフエムやつしろ前田美紀さん】
「のど自慢大会に全国各地から亜紀さんファンに八代に来ていただいたんです。いろいろな方々に愛される亜紀さんだと知りました。亜紀さんは『大好きな八代』と常におっしゃっていたので、市民の皆さんが亜紀さんを通して八代を好きになるということをうちの放送局でも頑張りたい」

亡くなって8カ月たった今でも愛され続ける八代亜紀さん。生前残した名曲の数々と明るく愛情に満ちた人柄は、これからも多くの人たちを勇気づけます。

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