「ジャズ」と「絵画」を一緒に楽しめるコンサートが最上町で開かれた。

コンサートは、旧富沢小学校でアートギャラリーを運営する町民団体「あまかける
Project」が鶴岡市出身のサックス奏者・安田智彦さん率いる楽団に演奏を依頼し、実現した。

富沢小は4年前の閉校後、東北芸工大の「卒展」の作品を展示する“美術館”として生まれ変わり、今年は幅9メートルを超える大作など、この春卒業した学生の作品が新たに加わった。
日本画の大作をバックに一流のジャズ演奏が繰り広げられ、訪れた人たちは音楽と絵画を同時に楽しめる空間に浸っていた。

(町民)
「やっぱり良い。すべて。音楽も」
「絵もすごく楽しみで始まる前に鑑賞した。自分だけのぜいたくな時間だった」
「すてきな絵とすてきな音楽にいやされる」

(埼玉から)
「サックスの音色にいやされ、良い曲を聞きリフレッシュできた」

コンサートは、東日本大震災を機に始まった復興支援事業にも組み込まれ、収益金の一部は能登半島地震の被災地に寄付される。

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